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中付き刻み袖瓦は、垂れが傍面より15mm(5分)内側に付けられ、平袖瓦と刻み袖瓦の特徴を合わせもつ形状の袖瓦である。

        

   

下図のように尻幅寸法は、頭幅寸法より2mm内外広く造られていることが望ましいが、この形状に造られていない場合には袖瓦を捻って合端をしなければならない。

垂れの通りを通すことは勿論であるが、手先の点の(つな)がりである線を通さなければならない。この線に狂いが生じる原因には瓦のねじれ及び垂れの角度がある。

 

カギ(鋭角)・カネ(直角)・ノサ(鈍角)の使い分けが悪いと、手先の線に狂いが生じ醜い納まりとなる。

平部分の水平度に狂いがあっても、手先の線が通らなくなるので、カギ(鋭角)・カネ(直角)・ノサ(鈍角)の選別には細心の注意が必要である。

正常・尻ばね・向ばねの組み合わせによっても手先の線に狂いが生じるので、前図のように合端のときに手先角に水糸を張るとねじれによる狂いを防ぐことができる。中付き刻み袖瓦の施工は、刻み袖瓦と同じであるが、起り屋根や化粧破風に使われることが多いので、破風の線との関係にも細心の注意が必要である。

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