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積雪地区で雪の急激な落下を防ぐために使用される瓦のことをいい、形状には輪形と駒形があり、また配置には横一列に葺く方法と一枚ずつ千鳥に葺く方法とがある。

雪止瓦の行儀の良い場合には横一列に葺いてもよいが、ねじれのある場合には千鳥葺きにすることがある。また美観により千鳥葺きとすることもある。

一般には軒桁上に配置されるが、積雪量によって横段数を増やす必要がある。

雪止瓦を使用するのは、雪を屋根から落とさない目的があるが、屋根の美観には不用なものである。このところを考慮して輪形を使用するか駒形を使用するかを決める。

雪止瓦の配置

雪止瓦の緊結は、良質の桟木に引掛けて、ステンレスのスクリュウ釘を打つが、止められた雪が凍結し上部の溶けた水を()き止められて起きる「すが漏れ」現象があるので、釘穴の位置及び釘頭の高さ等に注意が必要である。

積雪の多い地区では、棟と雪が凍結し雪のずり下がりによって棟が引張られることがある。これを防ぐために日あたりの悪い棟際に雪止瓦を配置するのがよい。

屋根の同じところに雪を止めることを防ぐために、桟瓦の登り枚数5〜10枚毎に雪止瓦を千鳥に配置して屋根全体に荷重を分散する方法もある。

積雪地区で降り棟を施工する場合には、降り棟際の縦2列位に雪止瓦を多く葺くことがある・特に降り鬼際に多く配置して鬼瓦のずり下がりを防ぐようにしなければならない。

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