記号,数字

キーワード検索

 

海津形鬼瓦の大きさを定めるには、鬼瓦を据える位置と(かんむり)(がわら)上端(うわば)までの間隔を考慮しなければならない。

桟立ちと谷立ちとでは45〜60mm(1.5〜2寸)の差が生じる。また、鬼瓦の下端(したば)が袖瓦に接するところの合端代をも計算しなければならない。

図Aは素丸瓦上端から鬼瓦の上端までの寸法である。この寸法は鬼瓦の大きさ・形状・据えられる位置・見える距離等によって異なる。
例えば、7寸海津形鬼瓦を2階建ての屋根に用いた場合は、鬼瓦の高さの15%内外、1階建ての屋根に用いた場合は、鬼瓦の高さの10%内外にする等の考え方がある。
(ふく)(りん)形の鬼瓦の場合、2階の屋根では20%内外、1階の屋根では15%内外等の考え方も目安の一つである。

図Bは桟立ちの場合の鬼瓦の高さであり、図Cは谷立ちの場合の高さである。このBとCの寸法差は、袖瓦の谷の深さ45mm(1.5寸)と同じと考えられる。また、鬼瓦下端の合端寸法は、9〜15mm(3〜5分)と考えられる。
一つの屋根では、この考え方に基づき(くだ)り鬼瓦・(すみ)鬼瓦・柄振(えぶり)鬼瓦の図Aの寸法を(そろ)えるのが望ましい。

海津棟鬼瓦の各部名称と寸法は、次のとおりである。

 - AmigoDatabase Ver8.81