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掛瓦の種類は軒瓦の形状と同じであり、一般的に使われる掛瓦に万十掛瓦・万十唐草掛瓦・(けん)(だか)万十掛瓦・巴付唐草掛瓦・剣高巴付唐草掛瓦・一文字掛瓦・鎌掛瓦・本葺き掛瓦等がある。

掛瓦が使用されるのは、重厚さ・豪華さを表現する目的がある。屋根の勾配及び大きさと建物の意匠等により掛瓦を選定する。掛瓦が決まればその形状と同じ軒瓦を使用するのが理想であるが、経済性や意匠的に別の形状の軒瓦が使用されることがある。例えば、軒瓦に万十軒瓦を、掛瓦には剣高万十掛瓦とか、軒瓦に一文字軒瓦を、掛瓦には本葺き掛瓦を使用する等がある。どちらかといえば、軒瓦よりグレードが高いといわれる掛瓦を用いることが多い。

簡略葺き掛瓦の長さの種類には、303mm(1尺)・330mm(1.1尺)・360mm(1.2尺)と二枚葺き掛瓦がある。地域性・建物のグレード・屋根(みの)(こう)の構造・棟梁(とうりょう)の意匠・鬼瓦の種類・全ての瓦との調和等を考慮して使い分けされる。特に鬼瓦の厚みと掛瓦の長さの関係は大事で、鬼瓦の厚みが180mm(6寸)以上の場合は360mm(1.2尺)の掛瓦を使用したいものである。

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