記号,数字

キーワード検索

 

桟瓦の利き足寸法とは桟の長さから差込み側切込み足寸法を減じた寸法をいい、屋根流れ方向の割付けの基準となる寸法である。登り寸法・登り足寸法というところもある。尚、混同されやすい言葉に、働き足寸法・葺き足寸法がある。

働き足寸法とは瓦製造社が定めた、自社製品の規格寸法ことをいう。

利き足寸法とは現場に搬入された瓦類の実測寸法のことをいう。

葺き足寸法とは野地に対する有効寸法(割付け寸法)のことをいう。

土葺き工法では桟瓦の利き足寸法そのものが葺き足寸法となるが、引掛葺き工法の場合は、利き足寸法と葺き足寸法は異なる。この葺き足寸法とは引掛用の桟木を打つ基準寸法である。

53A形利き足寸法235mm・瓦の厚み18mmの場合の葺き足寸法は、
√2352+182=√55,549=235.688mmとなる。

桟木打ち寸法を厳密にいえば、235.688mmであるが桟瓦を引掛ける目的のため、ゆとりをみて236mmとする。

さし葺き工法では計算通りの226mmでよいが、かぶせ葺き工法ではもう1mm加えた237mmとされることが多い。

平瓦の利き足寸法151mm・瓦の厚み18mmの場合の葺き足寸法(桟木打ち寸法)は、
√1512+182=√23,125=152.069mmとなる。

桟木打ち寸法は、数値を繰り上げ152.1mmとなるが、野地が反りの場合は1mm内外増し、起り屋根の場合は1mm内外を減じる。

 - AmigoDatabase Ver8.81