記号,数字

キーワード検索

 

敷瓦の行儀には正方形の一辺毎に、直・反り.起りの状態がある。またねじれには一方が跳ね上がっている瓦及び下がっている瓦等がある。

 直  形  一方直   二方直   三方直   四方直

 起り形  一方起り  二方起り  三方起り  四方起り

 反り形  一方反り  一方反り  三方反り  四方反り

上記の行儀を正方形の一辺ずつとして組み合わせると81通りの種類に分けることができる。尚、行儀の状態の強弱で選別すると人変な種類となる。

ねじれの種類には一方上がりが4通り、一方下がりが4通り、対角線の二方上がりが2通り、二方下がりが2通り、直が1通りと11種類あり、尚、夫々に強弱の度合いがある。

敷瓦の良い行儀は、下図(2)の起りと直の組み合わせの蒲鉾(かまぼこ)形のねじれのない瓦が理想的である。

また下図(3)のような敷瓦は、対角線に切断して鱗として使用する。

敷瓦にねじれのある場合、下図(4)のように切断し、鱗として使用するのがよい。

敷瓦は土間に敷かれる関係から斜め上から見るため、起り形の形状であることが望ましい。起り形の敷瓦であると仕上がりに暖か味を表現することができる。また反対の反り形は、貧弱に見えるため見付けに使用しないよう配慮しなければならない。

四方とも直の行儀の良い敷瓦ばかりであると、余りにも均一過ぎて趣がなく奇麗すぎる感じとなり、タイルを貼ったように見えてしまうことがある。

このような敷瓦は、敷瓦を敷く部分の端の方に使用するのがよく、その理由は敷面積全体に起りを付けるためである。

(うろこ)の対角線部分が接するところは、土台・廻り額縁(がくぶち)・敷石等であり、直線の状態のところであるから、その線に添った鱗を使用するのがよい。

敷瓦は行儀が良過ぎても面白くなく、また反り形の敷瓦は困るというように難解な瓦であるため、行儀及びねじれの選別及び使分けには細心の注意が必要である。

 - AmigoDatabase Ver8.81