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四半敷き工法の割付けは、各隅を四半鱗納めとすることを基本とし、敷瓦の対角線の長さで割付けをする。

敷瓦の対角線の長さを計算する計算式は、次の通りである。

  対角線の長さ=√一辺の良さ2+一辺の良さ2(ピタゴラスの定理)

  例 敷瓦の一辺の長さが6寸の場合

   対角線の長さ=√181.8mm(6寸)2+ 181.8mm(6寸)2

         =√66,102.48=257.1mm(8寸4分9厘)

この対角線の長さが割付け寸法の基準となる。四半鱗の対角線の長さは、敷瓦の一辺の長さと同じで、大きさは鱗の1/2である。

新築の場合には使用する敷瓦の大きさに合わせた割付け寸法とすることが望ましいが、敷面積が決められていることが多い。この場合には対角線の寸法を総割付けに縮め、その寸法から逆算して一辺の長さを算出する。

縦横の割付けが同じになることは珍しく、どちらかに半端が生じる場合が多い。

この場合、どちらかに鰭付(ひれつ)(うろこ)(ホームベース形)を使用するか、長方形の敷瓦を使用する等の応用の方法がある。

下図(1)の納まりは、鱗の大きさが1/3以上のものが入る場合に使われる工法であり、一般的に多く使われる納め方である。

(2)の場合は、鰭付き鱗を造らなければならず、前もって割付けが可能な場合にのみ使える納め方である。

(3)の場合は、一廻り大きな敷瓦を用意すれば可能な納め方である。

便宜上(べんぎじょう)同じ大きさの敷瓦を長方形に切って納めることもあるが、見よい納まりとはいい難い。

割付けをする場合、敷瓦を敷く場所の見付け方向を定め、何処で逃げるかを考慮する。例えば玄関等では左右どちらかに下駄箱等が置かれることがあり、その位置を確認の上、常に人が見ることの多いところ(見付け方向)を主として割付け方法を考える。

敷瓦を敷く各隅の角度が直角になっているとは限らないことがある。この場合は鱗の角度等で修正するが、極端な場合には長方形及び鰭付き鱗を使用するのがよい。

割付けの墨をする場合、墨跡が残らないように注意しなければならず、(しゅ)(つぼ)を使用するのがよい。

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