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袖瓦の出寸法の考え方は、破風の構造によるものと地域的なものとがある。

防火建築の場合にはモルタル及び漆喰仕上げになるため、塗り代として15mm(5分)内外と、仕上げ面から袖瓦の垂れ内側迄には15〜30mm(5分〜l寸)の空間を設ける必要がある。これらの寸法に垂れの厚み寸法を加えると、破風地から垂れ外面迄の寸法は60mm(2寸)内外が必要となる。

化粧破風の場合の考え方は、袖瓦の出寸法を0mmとする場合と、破風板の保護のため、また意匠的な意味で30〜60mm(1〜2寸)の出寸法とすることがある。

登り瓦座及び登り淀に袖瓦の垂れ内側をつけ、出寸法の無い納め方は美しさを優先した方法であり、出寸法を出す方法は丈夫さを考慮した施工といえる。

特殊な方法であるが袖瓦の納まりを美しく見せるために品板の上に垂れを乗せ、垂れ下端を見せない納め方もある。この方法は品板の上を雨水が流れることになり、丈夫さの点では問題がある。

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